
算命学で占うには、生年月日が必要です。
この生年月日を用いて命式を割り出すことで、自分の運命や天中殺を知ることが出来ます。
命式の算出方法はやや難しく時間もかかるため、誰でも簡単に計算可能なサイトも多々あります。
初心者であれば、そういったサイトを利用するのも正しく占うためにはおすすめです。
そして命式が出れば、表のどこに何が書いてあるかを見ます。
例えば本質を示す場所に乙があれば「心が強いタイプ」、辛があれば「プライドが高く繊細なタイプ」といったように診断が可能です。
算命学の元は、今から2千年以上も前の古代中国で確立された学問の一つです。
当時は軍略や政治といった国の繁栄のために使われており、日本へは戦後中華人民共和国から退避してきた呉仁和氏によって伝わりました。
これまでは政治のため大切に扱われ、門外不出であった中国算命学。
これを高尾義政氏が引き継ぎ、今の日本式の高尾算命学を浸透させていきました。
それもこれも、高尾義政氏が真の学問とは世に浸透してこそだと捉えて、努力されたかいあってのことです。
算命学で知ることができるのは、陰占と陽占、そして天中殺です。
陰占は自分の本質を表すもの、つまりは生まれ持った素質や要素を示します。
これを読み解けば今後に起こりうる物事やご縁などを知ることが出来ます。
陽占は性格や適性などを示すもので、普段の生活の中でどのような人と相性が良いのか、適した職業などを知りたいときに適しています。
また天中殺は新しい物事をスタートさせるのに適さない、12年のうちで最も良くないとされている時期です。
大きな物事を始めたいときほど、この天中殺を避けるのが得策です。