出会い系サイトを使っていてよかったなぁと感じるのは、女の子とデートしてホテル入ってゴムつけて、ピストンの果てに、ぶちまけた瞬間ではないでしょうか。
これ以外にありません。っていうのは極論です。
出会い系サイトを使ってよかったと思うのは、やはり異性と会ったり、そこまでいかなくとも、連絡先を交換したり、楽しくおしゃべりできたりしたときではないでしょうか。
そうです、そういった小さな楽しみの積み重ねが、出会い系を使ってよかったという気持ちに繋がるのです。
出会い系というのは、会わなきゃ意味がないですが、それでも、気持ちよくなった瞬間にしか喜びを感じられないというのでは、そこまでの過程があまりに単調で、男女の駆け引きやドキドキを楽しむことができません。
もちろん、それらは、感じなければいけない、というものでもありません。
いえむしろ、出会い系サイトは機械的に使ったほうが、傷つかずにすみますから、良いのかもしれません。
しかし私は、どうせ出会い系サイトを使うなら、「返事が来るかなぁ、どうかなぁ」、「約束どおり来てくれるかなぁ」、「デートには漕ぎつけたけど、どうもガードが固そうだぞ・・・」とか、そういう不安を楽しんで欲しいです。
むしろそれがひとつの醍醐味ともいえるのではないかと。
その不安が、「やった、返信が来た!」、「約束どおり来てくれた!」、「ホテルにまで連れ込めた!」という小さな喜びに変わっていくのです。
大概の人は、無感情に出会い系サイトを使うなんて、無理だと思います。
それならば、自分が心の中で何を不安に思っているのかをハッキリと意識し、それを解消できたときの小さな喜びを、段階的に味わっていったほうが、出会い系を使う励みになるのではないでしょうか。
過程を無感情にこなしたのでは、万が一セックスができなかったとき、得るものは何もありません。
しかし、途中で喜びをいくつか味わっておけば、失敗しても「次こそは」という活力が湧いてくるのです。